リニューアル

修繕・補修
下水道管の劣化・老朽化が進むと、安定した下水道サービスの提供が行えなくなることはもちろんのこと、道路陥没などの人命にかかわる大きな事故にもなりかねません。
そうした状況を改善するには、下水道管の維持メンテナンスはもとより、修繕・補修を行うことで、長寿命化を実現することが重要になります。
管更生(修繕)
管更生とは、老朽化などで痛んだ下水道管を適した材料を用いて健全な下水道管に修繕することです。
弊社で施工可能な各種工法
弊社では、下水道管の劣化・老朽化を改善するために、各種工法を用いて対応を行います。
現場にあった最適な工法を検討し、昔ながらの工法から最新式の工法を駆使し、長寿命化を実現します。
製管工法・・SPR工法・ダンビー工法・クリアフロー工法
主に大口径(800ミリ以上)を修繕する更生工法※人が管渠内に入って行うことが多い
形成工法・・光硬化工法
小口径(800ミリ以下)を修繕する更生工法※機械がメインで行う。
マンホール更生工法・・ポリエチレンライニング工法・クリスタルライニング工法
マンホール内を修繕する更生工法※人がマンホール内に入って行う。
各工法説明
SPR工法
プロファイルという塩化ビニール製の材料を管渠内でスパイラル状に連結させその裏に強化モルタルを充填させて既設管渠と一体化させる工法
ダンビー工法
ストリップとジョイナーという塩化ビニール製の材料を管渠内でスパイラル状に連結させその裏に強化モルタルを充填させて既設管渠と一体化させる工法
クリアフロー工法
高密度ポリエチレン製のライニング材(リング状)を既設管渠内で組み立てて連結させその裏に強化モルタルを充填させて既設管渠と一体化させる工法
光硬化工法
ガラス繊維で織り込まれている筒状のものに紫外線で硬化する樹脂を含侵させた材料を既設管渠内に引き込み空気で膨らまし圧着させ紫外線線を照射することで材料を硬化させる工法
ポリエチレンライニング工法
高密度ポリエチレン製の筒状のライニング材を既設マンホール内で組み立てその裏に強化モルタルを充填させ一体化させる工法
クリスタルライニング工法
ポリエステル樹脂とガラスパウダーを混合させ躯体に塗布する工法
補修(部分補修)
古い配管は、当時の施工技術では、耐震性が保たれていない場合がございます。そのような配管の耐震性強度を上げるための部分補修や老朽化などが進み部分的に痛んだ箇所(損傷している箇所)を修繕する作業となります。
弊社で行う補修作業(各種工法)
部分的に補修する箇所にあった工法を採用し、対象設備の長寿命化を実現致します。
スナップロック工法(マグマロック工法)
既存配管の耐震性強度を向上させるための作業状況。
クリスタルライニング工法
腐食が進んでしまっている箇所を特定し、対象箇所のみを補修する作業状況。